セリーナ 全米通算100勝 最多クリス・エバートに王手
「テニス・全米オープン」(3日、ニューヨーク)
男子シングルス準々決勝で5度優勝を誇る第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が世界ランキング78位のグリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)に敗れる波乱があった。女子シングルス準々決勝で6度制覇の第8シード、セリーナ・ウィリアムズ(米国)が第18シードの王薔(中国)を退け、全米シングルスで通算100勝目を挙げた。
女子シングルスでS・ウィリアムズが1ゲームしか落とさない完璧な内容で王薔に44分で完勝し、全米で通算100勝をマーク。最多101勝のクリス・エバート(米国)にあと1勝に迫り「信じられない。16歳の時に初出場して、ここまで到達できるなんて思っていなかった」と感慨に浸った。4回戦で試合中に右足首をひねったが、その影響は見られず「体調は問題なく最高」。四大大会24勝目が現実味を帯びてきた。