サーフィン男子エース、五十嵐カノア、都筑の快挙喜ぶ「自分ももっと頑張らないと」
来年東京五輪で新採用されるサーフィン男子で金メダルの期待が懸かる五十嵐カノア(21)=木下グループ=が5日、都内で資生堂のビーチクリーン活動などを展開するプロジェクトのアンバサダー就任発表会見に出席した。
今年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)バリ大会でアジア人初優勝を飾り、現在CTランク7位で五輪出場が有力となっている日本のエース。
この日、女子の都筑有夢路(18)=ハンディ=が、CTの来季参戦権を争うQSの最高ランク大会で優勝を飾ったというニュースが飛び込んできた。五十嵐は「本当に日本人のハイレベルなサーファーが増えてきた。自分ももっと頑張らなきゃいけないと思った」と喜び、「これから日本人のCT選手も増えてくる。サポートをしたい」と、第一人者としての自覚を漂わせた。
東京五輪まであと1年を切り「金メダルを獲ることを毎日のように考えている。プレッシャーはあるけど、プレッシャーの中で金メダルを獲りたい」と、誓った。