サーフィン・前田マヒナ 五輪出場へ 1位で2回戦に進む
「サーフィン・ワールドゲームズ・第2日」(8日、宮崎市・木崎浜海岸)
東京五輪出場権の懸かるサーフィンのワールドゲームズ(WG)の女子1回戦が19組から行われた。世界最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)の予選シリーズ(QS)16位の前田マヒナ(21)は12・67点の1位で2回戦に進んだ。
2本目と4本目で6点台を出し、トップ通過は間違いないと思われた。だが「エクセレント(8点以上)も出したい」と終了間際に再び波に乗る熱心さで観客を魅了した。
ハワイ出身だが、18年に「五輪(代表)に入るために、日本がベストチャンス」と国籍登録を日本に移した。今大会には、18年世界ランクで日本人最上位だったことから選出。日の丸を見て「うれしかった。(日本代表という気持ちが)やっとしました」と気合も入る。
アジア最上位になると、条件付きで東京五輪の出場権も手に入る。好成績で大舞台につなげたい。