鶴竜が北勝富士を退け2連勝 白鵬休場の場所 大関復帰目指す貴景勝も連勝
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「大相撲秋場所・2日目」(9日、両国国技館)
横綱白鵬(宮城野)がこの日から休場した。ただ1人の横綱として場所を守る立場になった鶴竜(井筒)は、初日に白鵬を破った北勝富士(八角)をはたき込み初日から2連勝とした。
今場所に大関復帰がかかる関脇貴景勝(千賀ノ浦)は碧山(春日野)を押し出して初日から2連勝とした。
大関陣は豪栄道(境川)は逸ノ城(湊)を寄り切って初日から連勝とした。一方、初日黒星の栃ノ心(春日野)は朝乃山(高砂)に寄り切られ、初日から連敗を喫した。
白鵬は右手小指の骨折を理由にこの日から休場した。師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)によると、「最低2週間」の加療が必要だとしている。先場所の正代(時津風)戦で痛め、今場所前の連合稽古で悪化。初日の北勝富士戦後に激しい痛みが出て、9日朝に骨折と診断された。