素根輝 古賀氏が太鼓判「世界の頂点立てる」11月グランドスラム大阪Vで五輪代表も
柔道女子78キロ超級で世界選手権金メダルの素根輝(19)が10日、所属する岡山市の環太平洋大で行われた優勝報告会に出席し「ずっと目指してきたのでうれしい。全体を通して自分のペースで試合できた」と手応えを示した。11月のグランドスラム大阪も優勝すれば五輪代表に最短で決まる可能性もあり「しっかり優勝できるように。東京五輪は必ず自分が出て金メダルを獲る」と気を引き締めた。
“平成の三四郎”こと同大の古賀稔彦総監督は「心技体ともに成長した」と評価。最重量級では小柄だが、「この体つきなら十二分に世界の頂点に立てる」とフィジカルの進化に太鼓判を押し、「絶対やってやるというオーラで相手はさらに(圧力を)感じる。1年後は見た目的に2倍くらいの雰囲気になれる」と気迫による“上乗せ”も期待した。