設楽悠太が大胆不敵にMGC逃げ宣言?「誰もついてこれないぐらいペースを上げるかも」

マラソンにおける自分自身への強みを「安定感」と記した設楽悠太=京王プラザホテル(撮影・棚橋慶太)
3枚

 東京五輪のマラソン代表選考会となるグランドチャンピオンシップ(MGC・15日、明治神宮外苑発着)の公式会見が13日、都内で行われた。男子の一色恭志(GMOアスリーツ)、女子の関根花観(日本郵政グループ)、前田彩里(ダイハツ)が欠場したため、男子30人、女子10人が出席した。

 男子は日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)、前日本記録保持者の設楽悠太(ホンダ)、アジア大会金メダリストの井上大仁(MHPS)、昨年の福岡国際覇者の服部勇馬(トヨタ自動車)の“4強”がそれぞれ仕上がりに自信をにじませた。

 ペースメーカー不在の自力勝負。レース展開を握るのは、設楽となりそうだ。会見の中でほとんどの選手が勝負所について、急坂を控える後半をポイントに挙げる中、設楽は「前半10キロ」を記した。会見後の囲み取材では「さっきの記者会見でほとんどの選手が後半の上り勝負って言ってました」と語り「前半ハイペースでいけば誰もついてこないと思う。それだったら、後半ペースを上げられないくらい、前半から突っ込んでいく。あまりに遅かったら、めちゃくちゃスピード上げて、誰もついてこれないぐらいペースを上げるかもしれない。3分切る?それもありうる。ぶっちゃけ最初の30キロで勝負はついていると思う。そこからペースは上げられない」と、うなずいた。

 主導権を握り、そのまま勝ちきるだけの練習をしてきたという自負はある。「それぐらいの練習はやってきた。そこは自信をもっている。万全?できすぎなぐらい」と、力強く言い放った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス