「大相撲秋場所・6日目」(13日、両国国技館)
大関復帰を目指す関脇貴景勝(千賀ノ浦)が小結遠藤(追手風)に敗れ今場所初黒星を喫した。
貴景勝は押し相撲が持ち味だが、立ち合いから引き、攻め込まれた。反撃もできず、右膝が崩れて土俵についてしまい、「つきひざ」での決着となった。
夏場所中に痛め、名古屋場所全休と大関から番付を落とす原因となった右膝の状態は良好なようで、5日目までは白星を積み重ねていた。今場所に限り、10勝すれば大関復帰が認められる。
貴景勝は7日目は千代大龍(九重)と、5勝1敗とした遠藤は阿炎(錣山)と顔を合わせる。