松田瑞生「シルバーはいらない」ゴールドネイルでMGC勝つ!
東京五輪の男女マラソン代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」(15日、東京・明治神宮外苑発着。男子午前8時50分、女子9時10分スタート)の公式会見が13日、都内で行われ、出場する男子30人、女子10人の計40人が出席した。
2人の欠場によって、10人で戦う女子は混戦が予想される。昨年の大阪国際女子を初マラソン日本歴代3位の2時間22分44秒で制した松田瑞生(24)=ダイハツ=は5本の手指にすべて違うトーンの金色ネイルを施し「優勝をイメージしました。勝ちにいきます!」と気合十分だ。
レースは「絶対ハイペースにはならない。団子になる。それくらい強い選手が集まっている」と断言。タイムではなく勝敗を争う今大会で「競るより突き放すレースがしたい」と、持ち前のスタミナとトラックで鍛えたスピードを融合させる。
五輪切符は2位以内で内定するが、浪速の元気娘は指輪もピアスもゴールド。「シルバーはいらないんで」と頂点だけを見据えている。