柔道・古賀若菜、逆転五輪は「まだ諦めてない」全日本ジュニアV逸も巻き返し誓う
「柔道・全日本ジュニア選手権」(14日、埼玉県立武道館)
女子48キロ級で、インターハイ3連覇の古賀若菜(18)=福岡・南筑高=は決勝で渡邉愛子(東海大)に敗れて2位。この大会には4度目の出場だったが、初優勝はならなかった。
古賀は高校生にして4月の全日本選抜体重別を制し、7月の国際大会ではリオ五輪女王のパレト(アルゼンチン)を破って優勝するなどシニアでもトップ選手として頭角を現している。
東京五輪代表争いでも世界選手権銀メダルの渡名喜風南(24)=パーク24=を実質2番手として追う立場だが、国内のジュニアの戦いでは相手から徹底的に研究されて苦杯を喫した。
「シニアで結果を残している分、ジュニアは勝たないといけないと思っていたが、実力不足です」
決勝は左相四つで161センチと高身長の大学生相手。まだ手を合わせたことのない世界女王で身長172センチのダリア・ビロディド(18)=ウクライナ=との戦いもイメージしながら臨んだというが、延長戦で攻勢に出てきた相手に不用意に密着されてしまい、小外刈りで浴びせ倒されて一本を取られた。
終盤には古賀が袖釣り込み腰で技ありを奪ったかに見えたが、ビデオ検証で取り消しになる場面もあった。「(ポイントは)微妙だった」と手応えは半々だったものの、「あそこで技ありをとれなかったので、次に相手が(攻めて)くることもわかっていたけど気を抜いてしまった」と隙を与えたことを悔いた。
五輪代表選考に望みが懸かる11月の講道館杯(千葉)、グランドスラム大阪と続く大一番で勝ち続けないと逆転の目は見えてこない。「今回負けてしまったので絶対優勝できるようにしたい。(東京五輪は)まだ諦めてない」と強く言い聞かせていた。