マラソン中村匠吾の恩師・大八木監督も感激、涙で「男だろ」など声かけに行けず
「マラソン・グランドチャンピオンシップ」(15日、明治神宮外苑発着)
男子は中村匠吾(富士通)が優勝、2位に服部勇馬(トヨタ自動車)が入り、東京五輪代表に内定した。中村が駒大時代から指導を受ける同大学陸上部の大八木弘明監督も駆けつけており、教え子の五輪切符獲得に感激していた。
大八木監督といえば、箱根駅伝を筆頭に「男だろ」など熱い叱咤の声かけを選手にすることで駅伝ファンに知られている。今回も沿道で応援できるポイントはあったが、「ずっとテレビで見ていて、残り1キロで行こうかと思ったが、テレビ見ててハラハラしちゃって、涙が出て行けなかった」と笑顔で振り返った。
ゴール後に「おめでとう、よくやった」と声をかけたという。あらためて「本当にうれしい。駒大から五輪選手を出したいと思っていたが、ずっと世陸(世界選手権)までで。25年間ずっと夢だった」としみじみと振り返った。