女子バレー カメルーンに勝利 初スタメンの長内が10得点の貢献
「バレーボール・女子W杯、日本-カメルーン」(18日、横浜アリーナ)
世界ランク6位の「火の鳥ニッポン」日本代表は第4戦で同17位のカメルーンに3-0で勝利し2勝2敗となった。
第1セットと第2セットの立ち上がりでは流れをつかめず苦しんだが、それでも意地で連敗を2で止めた。W杯初スタメンの長内美和子(22)=日立=がチーム3番目の計10得点の活躍で勝利に貢献。「今はほっとしている」と、安堵(あんど)の表情を見せた。
スタメン入りを聞かされたのは朝のミーティング。「聞き慣れない番号が出てきて、え?って思った」と笑いながら心境を語った。自身の活躍は「始めはすごい緊張して固さが出たけど、試合が進むにつれて良さが出た。打ち出しの早い所や、パワーのあるスパイクが打てた」と振り返る。
19日は前回優勝の中国戦が控える。中田久美監督(54)は「最低限のサーブとレシーブをセッターに返さないと厳しい。全力で戦っていきたい」。ここまで4連勝の強敵を勢いに乗って倒しにいく。