中田ジャパン リオ金の中国に完敗「よくつないでいたとは思います」

 第2セット、スパイクをブロックされる古賀
3枚

 「バレーボール・女子W杯、日本0-3中国」(19日、横浜アリーナ)

 世界ランキング6位の「火の鳥ニッポン」日本代表は0-3(17-25、10-25、17-25)で同2位の中国代表に敗れ、2勝3敗となった。

 18日の第4戦・カメルーン戦でストレート勝ちして2勝2敗の五分に戻した中田ジャパン。岩坂名奈、新鍋理沙、石井優希(久光製薬)、荒木絵里香(トヨタ車体)、佐藤美弥(日立)、古賀紗理那(NEC)、リベロ小幡真子(NEC)のスタメンでリオ五輪金メダルの中国に挑んだ。

 しかし今大会4試合すべてストレート勝ちの中国にスキがない。198センチの朱テイらのパワフルなアタックなど序盤から相手の高さに苦しみリードを許し、第1セットを17-25で落とす。第2セットに入ると、さらに一方的な展開となり、10-25で連取される。第3セットもジャッジに対するチャレンジの失敗など流れに乗れず、ストレート負けした。

 中田監督は「負けはしましたが、中国の攻撃力に対し、積極的に反応して、よくつないでいたとは思います」と完敗の中にも収穫を見出そうとした。その上で「サーブで崩されて自分たちの思い通りのプレーができないというのは本当にこれから大きな課題」と厳しい表情を浮かべた。

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