レスリングの世界選手権男子グレコローマンスタイル６０キロ級で金メダルを獲得した文田健一郎（２３、ミキハウス）、非五輪階級の６３キロ級を制した太田忍（２５、ＡＬＳＯＫ）、５５キロ級銅メダルの小川翔太（２０、日体大）が２０日、開催地のカザフスタン・ヌルスルタンから羽田空港の航空機で帰国した。

　東京五輪代表に内定した文田は「代表権を取ってくることが大きな目標だった。東京まで１０カ月、スタート地点に立った。東京五輪で技がかかればいい。東京でかかる技を完成させたい」と気持ちを引き締めた。

　東京五輪後の楽しみは、羽を伸ばしての旅行。特に海外については試合などでしか行ったことがなく、夢見ているのが五輪後にギリシャ・サントリーニ島に赴くこと。大好きな猫も多くいるといい「島自体もきれいだし、大手を振って行きたい」と、エーゲ海を夢見ていた。