馬場雄大「夢への第一歩」マーベリックスと正式契約 Bリーグ出身初!日本人4人目
米プロバスケットボールNBAのマーベリックスは19日、日本代表の馬場雄大(23)と契約を結んだと発表した。内容は明らかにされていない。馬場はBリーグ1部のA東京でプレーし、同リーグからNBA球団と契約した初の選手となった。背番号は「18」に決まった。
富山県出身で、身長198センチの馬場は今夏、若手の登竜門となるNBAのサマーリーグにマーベリックスの一員として参加していた。日本代表でプレーしたW杯では中心選手として米国戦でチーム最多の18点をマークした。馬場は17日に会見し、マーベリックスから正式オファーを受けたことを明かした上で、「米国でプレーするという夢への第一歩がやっと始められるということで、僕自身ワクワクしています」と心境を語っていた。
マーベリックスは2011年に初優勝。昨季は3季連続でプレーオフ進出を逃した。馬場は10月1日からテキサス州ダラスで行われるキャンプに参加し、20人の登録選手の中で争う。
日本のNBA選手は過去2人で、今季はウィザーズからドラフト1巡目で指名された八村塁のデビューが見込まれる。契約の形態は下部のGリーグのチームと一定期間行き来が可能なツーウエー(TW)や、開幕前までTW契約に切り替えられる限定的な「エキシビット10」などがある。