紀平梨花、次戦4回転挑戦へ プログラム修正でSP手応え「変わった」
フィギュアスケートの昨季グランプリ(GP)ファイナル覇者、紀平梨花(17)=関大KFSC=が20日、今季初戦のオータム・クラシックを終えて帰国した。試合後はカナダにとどまり、今季ショートプログラム(SP)の振付師、シェイリーン・ボーン氏の下でプログラムを修正。羽生結弦の「SEIMEI」を手がけたことでも知られるボーン氏からスケーティング指導を集中して受け、「すごいハードだったけど、自分で(映像を)見ても流れのあるステップに変わった」と手応えを口にした。
今季挑戦を明言している4回転サルコーについては「GP(シリーズ)で初めてやるのは怖いので、ジャパンオープン(10月5日・さいたま)で入れていけるようにしたい」と、次戦での挑戦が濃厚だ。
シニア2年目。4回転を成功させているロシア勢の台頭に「(自分は3回転)アクセルが武器だと思っている。それは絶対にミスしないで、4回転もしっかり練習して本番で決めたい」と力強く語った。