大坂なおみ全豪以来V王手、盛り上がる日本テニスに「第一人者は錦織圭選手」【一問一答】
「女子テニス・東レパンパシフィックオープン」(21日、ITC靱TC)
シングルス準決勝までが行われ、大会初優勝を狙う世界ランク4位の大坂なおみ(21)=日清食品=は前日の雨天順延の影響で5月イタリア国際以来、自身2度目の“ダブルヘッダー”に臨み、準々決勝では過去3戦全敗のユリア・プティンツェワ(カザフスタン)、準決勝は過去0勝1敗のエリーゼ・メルテンス(ベルギー)にストレート勝ちし、2年連続の決勝進出を決めた。
22日の決勝では1月全豪オープン以来となるツアー4勝目を懸けて、世界ランク41位のアナスタシア・パブリチェンコワ(ロシア)と対戦する。優勝すれば、日本勢では95年の伊達公子以来24年ぶりの制覇となる。大坂との一問一答は次のとおり。
-1日2試合
「それほど疲れた感じはなかった。この大会に向け、いいフィットネスを十分にやってきたので。それが役立った」
-東レの決勝は3度目
「3度目の正直になればいいわね。ただ、今はそんなに深くは考えてなくて、自分のするべきこと、やらなきゃいけないことに集中できている」
-日本のテニス界が、以前よりも盛り上がってきている。あなたの成功がもたらしたものだと思うか?
「以前というのがどれぐらいからか分からないけど、私は錦織選手が日本のテニスブームを引き起こしたと感じている。彼が引っ張ってきて、そこに私が出てきた。子供たちはみんな錦織選手を目指して、テニスをしているんじゃないかな。第一人者は錦織圭選手。私が大きく何かを変えたとは思ってない」