村山謙太、同級生・中村のマラソン代表内定に刺激 残る1枠獲得目指す
「陸上・全日本実業団対抗選手権」(21日、ヤンマースタジアム長居)
男子1万メートルが行われ、村山謙太(26)=旭化成=は28分48秒73の9位だった。15日のマラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)を制し、東京五輪代表に内定した中村匠吾(27)=富士通=とは駒大の同級生。MGC翌日の16日は中村の誕生日だったこともあり「誕生日だったし『おめでとう』と連絡しました。後半の残り2キロは強いなと思った」と刺激を受けた。
村山はMGC直後、自身のツイッターに「さて、3枠目目指して頑張ろう」と決意をつづっている。残る1枠を得るには、男子は大迫の日本記録(2時間5分49秒)を上回る必要がある。
まずは29日のベルリンマラソン出場を予定しており「前半速いペースでどれだけ食らいつけるか。ハーフを(1時間)2分前後で通過する気持ちでいく」と力強く語った。