瀬古リーダー「私なら待つ」東京五輪へ残り1枠、大迫ファイナル出場か回避か

 日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーが22日、TBS系「サンデーモーニング」に出演。15日に行われた東京五輪の男女マラソン代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」で3位に終わった大迫傑について言及した。

 MGCの結果で男女ともに2人ずつ内定。残りひと枠を巡り、12月からの「ファイナルチャレンジ」で争いが始まる。大迫は自身が持つ2時間5分49秒の日本記録を破る選手が出なければ東京五輪の代表に決定する。

 瀬古リーダーは「迷うねえ。私が大迫選手なら待ちますね」とし、その理由について「今回、大迫選手は走りきってますから、最後まで。ファイナルまで走りきって、東京五輪にはピークに持って行けない」と、説明した。

 マラソンでベストな走りができるのは「年間2回ですね」としながら、最後には「これを決めるのは大迫選手ですから」とも付け加えた。

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