大坂なおみ、出身地の大阪でツアー初V「生まれたこの街で優勝できて格別です」
「女子テニス・東レパンパシフィックオープン」(22日、ITC靱TC)
決勝が行われ、世界ランク4位の大坂なおみ(21)=日清食品=が同41位のアナスタシア・パブリュチェンコワ(28)=ロシア=に6-2、6-3で勝利し、同大会初優勝を果たした。出身地・大阪市でのツアー大会初制覇に喜びを隠さなかった。
大坂のツアー大会優勝は今年1月の四大大会・全豪オープン以来で、ツアー4勝目。
第1セットを危なげなくものにすると、第2セットも第4ゲームをブレーク。その後もペースをはなさなかった。
優勝を決めた大坂はコート上での優勝インタビューに「最後はちょっと緊張しちゃった」と振り返った。自身の勝利を伝える記事の見出しは何がいいかとたずねられると、「3回目の挑戦で、大坂が大阪で勝った、がいいんじゃない?」とちゃめっ気たっぷりに答えていた。
優勝スピーチでは「とにかく生まれたこの街で優勝できて格別です。毎試合毎試合みなさんがコンスタントに力をくれました。本当にありがとうございます」と応援に感謝していた。