故障で棄権の三宅宏実「200キロ出さないと五輪ない」 来春アジア選手権へ悲壮覚悟

 重量挙げ女子で五輪2大会連続メダルの三宅宏実(33)=いちご=が23日、タイで行われた世界選手権を終えて羽田空港に帰国した。

 女子49キロ級に出場したが、左脚を痛めていた影響で棄権。ただ、ギリギリまで準備を続けて出場し、スナッチでは75キロを挙げただけに、「大きな経験になった。また来年挽回したい」と前向きに捉えた。

 今回メダル獲得での東京五輪代表内定は逃したものの、来春のアジア選手権に照準を合わせてケガの治療とトレーニングに励む。「アジア選手権に懸けて、トータル200キロは出したい。五輪半年前に200上がらなかったら五輪はないものというくらい(の覚悟で)。それくらい触れないと表彰台は厳しい」。3大会連続メダルを目指す第一人者が悲壮な覚悟をのぞかせた。

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