山本俊樹 男子89キロ級42年ぶり金 重量挙げ世界選手権で快挙
重量挙げの世界選手権第6日は23日、タイのパタヤで行われ、非五輪実施階級の男子89キロ級で山本俊樹(28)=ALSOK=はトータル368キロで5位。スナッチ160キロで、ジャークは1位の208キロを挙げた。世界選手権は五輪と異なり、スナッチとジャークに個別のメダルを授与。日本協会によると、世界選手権では日本男子として通算100個目のメダルで「金」は77年大会56キロ級の細谷治朗以来、42年ぶり。
山本はジャークとトータルで自身の日本記録を更新。表彰式後は「まぐれだった」と控えめに喜び、96キロ級での東京五輪の出場に向け「トータルで結果を出さないといけない。今後の試合を全力でやりたい」と表情を引き締めた。