テコンドー合宿ボイコット問題 全日本協会が10・1協議会開催で話し合いへ
全日本テコンドー協会は27日、トップ選手が協会の指導体制に疑問を表明している問題で、10月1日に協議会を開催し、今後の強化方針を話し合うことを発表した。今年6月に強化選手が指導体制などについて要望書を提出し、協会との溝が顕在化。今月の強化合宿では招集された選手の大半が参加を見送るなど対立が広がっており、日本オリンピック委員会(JOC)も調査に乗り出している。
騒動が明るみになる中、この日は千葉・幕張メッセで東京五輪テスト大会が行われた。男子58キロ級で東京五輪代表候補の松井隆太(日体大)は「(環境が)より良くなればいい」と話すにとどめた。全日本協会の金原昇会長も大会を視察したが、問題については語らなかった。