サニブラウン 快挙ならず スタート出遅れ準決勝敗退「なんだかなという感じだった」
「陸上・世界選手権」(28日、ドーハ)
男子100メートル準決勝が行われ、1組に入ったサニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)が、10秒15で5着に終わり日本人史上初の決勝進出を逃した。
9レーンのサニブラウンはスタートで出遅れた。9秒81の今季世界最高記録を持つクリスチャン・コールマン(米国)が9秒88で1位通過で決勝に進んだ。
各組8人中上位2人と3着以下のタイム上位2人が決勝に進めるが、5着のサニブラウンには権利がなくなった。
レース終了後に「音がちっちゃくて全然聞こえなくて、マジかと思った。前半遅れて、なんだかなという感じだった。いかに最初が大事かとわかるレースだった。自分が集中しきれなかった」とコメントした。