女子バレー・中田監督、3連勝締めに光明「この勝ちを大事に」 メダル届かず5位も

第2セット、スパイクを放つ鍋谷
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 「バレーボール・女子W杯、日本3-1オランダ」(29日、丸善インテックアリーナ)

 最終戦を行い、世界ランク6位の日本は、同7位のオランダに3-1(25-18、27-25、24-26、25-21)で勝ち、6勝5敗の5位で終えた。

 中田監督は試合後のインタビューで「3セット目を取られたときにちょっと嫌なこと考えたんですけど、最後まで集中力切らさず戦ってくれたと思います」と選手の頑張りをたたえた。

 第4セットでは、途中投入した19歳の石川真佑(東レ)が効果的なスパイクを何度も決めるなど若い力も躍動。「途中で入った石川もよく活躍してくれましたし、必ず来シーズンにつなげたいと思います」と期待を寄せた。

 日本は、目標に掲げたメダルには手が届かず、前回15年大会と同じ5位。それでもセットカウント0-2から大逆転勝ちした27日の世界ランク1位・セルビア戦から3連勝で勝ち越して終えた。「メダルを目標に戦ってきたので、反省材料は沢山あるんですけど、こうやって勝ちきることも大事なので、この勝ちを大事にしたいと思います」と、前向きに捉えた。

 1年後の東京五輪に向けては、「まだまだ課題は沢山ありますけど、今回の反省をしっかり生かして来シーズン頑張りたい」と巻き返しを誓っていた。

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