プロフィギュアスケーターの織田信成氏（３２）が２９日のブログで、９日に発表された関大アイススケート部監督退任の理由について、「リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為」があったと訴え、「多忙による退任」とした大学側の説明を否定。波紋が広がっている。織田氏はカンテレ（大阪市）の情報番組「よ～いドン！」（月～金曜、前９・５０）の水曜レギュラーを務めており、２５日にも生出演していた。

　大学側の退任発表に対し、モラハラなどの影響で「今年春頃から体調を崩すように」なり、辞任までの３カ月間はリンクに行くことができなかったと訴えた織田氏。「人前で笑う事が辛く感じる時期もありました」と明かし、「今は家族との時間を多く取り、他のお仕事をする事で精神的にも安定してきました」と説明した。「他のお仕事」の１つが同番組であると思われる。

　織田は“街歩きロケ”のコーナー『となりの人間国宝さん』を担当。毎週水曜、スタジオにも生出演している。２５日は京都・五条をぶらり歩きした映像が流れ、わらび餅を口にし、「今まで食べたわらびもちの中でも１番柔らかい！とろける～、おいしい」と“スイーツ王子”らしくうっとり。陶芸に挑戦した際には「あーっ、あーっ」と悲鳴をあげ、スタジオは笑いに包まれた。

　現在もアイスショーに出演しており、現役時代と変わらぬ体型をキープしているが、顔がほっそりし痩せた印象。それでも、日本銀行大阪支店を訪問したＶＴＲの前には１万円札、５千円札、千円札を手にし「今日のギャラですか、これ？」「お金大好き～」と抱きしめるしぐさをするなど、お茶目なキャラクターで盛り上げていた。