テコンドー協会 選手と話し合いも決裂 岡本副会長“総退陣”を提案

 強化体制を巡り選手と対立している全日本テコンドー協会が1日、都内で協議会を行い、金原昇会長ら幹部、選手ら約40人が出席し意見交換を行った。トップ選手6人が出席したが、ほとんどの選手が途中退席するなど決裂。男子80キロ級の江畑秀範(スチールエンジ)は「今の体制についていけない」と不満をぶちまけた。

 協会は今回の議事録をもとに8日の理事会で改善を図るというものの、選手の不信感は拭えない。岡本依子副会長は「選手に申し訳ない。解散しても当然」と現理事の“総退陣”を提案した。

 一方、金原会長は「選手と強化にコミュニケーション不足があった。これから改善したい」と見解のズレに問題があったと強調。「今日は選手の声もしっかり聞けた。真摯(しんし)に受け止め環境を整えたい」としたが、体制刷新には消極的だった。

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