八村塁、主力ビールと同じチームで躍動 NBA笑顔のキャンプイン
NBAウィザーズのドラフト1巡目新人、八村塁(21)が1日(日本時間2日)、本拠地ワシントンのチーム施設でキャンプインした。約2時間半の練習メニュー。実戦形式の4対4ではエースGのビールと同じチームでプレーし、ジャンプシュートを決めるなど、持ち味を発揮した。グリズリーズとツーウエー契約を結ぶ渡辺雄太、マーベリックスと契約を結んだ馬場雄大もキャンプインした。
躍動した。報道陣に公開された練習終盤の45分。主力選手のビールと同じグループに入った実戦形式の4対4では緊張する様子もなく、ミドルシュートを決め、リバウンドからドリブルで攻め上がるなど、持ち味を存分に発揮した。
練習の前にはブルックス監督から「思い切ってプレーしなさい」との助言を受けたという。最後はシュート練習で1日を締めた八村は「朝起きてすごい楽しみにして練習場に来た。練習もちゃんとできたんじゃないかなと思います」と笑みを浮かべた。
実戦形式では同僚と呼吸が合わず、パスミスする場面もあった。「意思疎通が図れてないなと感じるところがある。でも最初なので普通のこと。これから(状態が)上がってくると思う」。課題を挙げることも忘れなかった。
7日からプレシーズンゲーム5試合を戦い、23日に開幕を迎える。「オフェンスでもディフェンスでも、どのポジションもできるところを見せたい」。その充実感いっぱいの笑顔がチームに打ち解けていることを証明していた。