三原舞依が近畿選手権を欠場 全日本出場は絶望的
体調不良で休養していたフィギュアスケートの17年四大陸選手権覇者、三原舞依(20)=シスメックス=が近畿選手権(滋賀県アイスアリーナ)を欠場することが3日、明らかになった。この日は同大会の開会式と滑走順抽選が行われたが、三原は棄権届を提出して不参加だった。棄権理由について大会関係者は「後で診断書が出されることになっている」と説明した。
8月のチームの合宿に不参加だった際には、指導する中野園子コーチが「体力がなく食欲があまりない状態」と説明していた。出場が予定されていた9月のチャレンジャーシリーズ・ロンバルディア杯(イタリア)を欠場し、近畿選手権を復帰戦に見据えていたが、再び欠場することになった。
今大会は全日本選手権(12月、東京)の予選を兼ねているため、三原の全日本出場はなくなり、世界選手権、四大陸選手権への道も絶望的となった。