宇野昌磨「徐々にあげていけばいい」焦らず4回転フリップ入念確認

 前日練習を行う宇野昌磨=さいたまスーパーアリーナ(撮影・開出牧)
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 「フィギュアスケート・ジャパンオープン」(5日開幕、さいたまスーパーアリーナ)

 前日練習が4日、本番リンクで行われ、18年平昌五輪男子銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)らが調整した。

 今シーズン初戦となる宇野はなかなかジャンプが安定せず、4回転フリップを中心に入念に確認。曲かけの終盤には“代名詞”でもあるクリムキンイーグルを披露した。

 「決していいと言える状況ではないけど、足を引っ張らないように頑張りたい」と宇野。5日の試合ではジャンプのやや難度を下げ、4回転はフリップとトーループの2種類で臨む予定だ。

 プログラムの振り付けを終えるのが例年よりも遅かったこともあり「今は滑り込みが足りていない」と話したが「徐々に(調子は)上げていけばいいと思う。今シーズンはジャンプよりもプログラムの完成度を上げて、新たな自分を見せたい」と語った。

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