宮原知子は4位 4回転時代にも表現力追求「引きつけられるような演技がしたい」

 「フィギュアスケート・ジャパンオープン」(5日、さいたまスーパーアリーナ)

 フリーだけで争われるプロアマ混成男女混合団体戦が行われた。女子で平昌五輪4位の宮原知子(21)=関大=は134・94で4位だった。

 2本目の3回転フリップで転倒し、得点を伸ばせなかった。ミス・パーフェクトは「悔しい」と肩を落としたが、9月のUSインターナショナルよりは4点以上点数を伸ばしており「少しずつ前に進めてる手応えがある」とも語った。

 習得を目指すトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は「自分なりに感覚を覚えていけたら」と、強力な武器を諦めるつもりはないが「自分の強みを見つめ直して、そこを磨きたい」。1位のアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が3種類の4回転を4本着氷させ、女子も4回転時代に突入しようとする中、「引きつけられるような演技がしたい」と技術以上に光る表現力を求めていく。

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