体操・新生日本 団体総合で暫定2位 新エース候補の谷川翔に3つの大過失

 「体操・世界選手権」(7日、シュツットガルト)

 東京五輪予選を兼ねた大会の男子予選が行われ、谷川翔(順大)谷川航、萱和磨(ともにセントラルスポーツ)神本雄也(コナミスポーツ)橋本大輝(千葉・市船橋高)の日本は昨年3位で既に五輪出場枠を確保している団体総合で6種目合計258・026点となり、6班を終了して暫定3位につけた。ロシアが259・928点で首位。最終8班までの上位8チームが9日の決勝に進む。

 新生日本が課題を残した。内村らリオ五輪団体総合金メダルメンバーが全員代表落ちし、新たな顔ぶれで臨んだ初陣。萱が全6種目で安定感を発揮し、主将の神本が5種目で踏ん張った。しかし、新エース候補の谷川翔に跳馬の「ロペス」での転倒など三つの大過失が出た。「これが東京五輪じゃなくて良かった。しっかり挽回したい」。決勝で完璧な演技を出せるか。

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