朝乃山、逆転の年間最多勝を狙う!トップに1差3位 巡業では地元ファンから大人気
大相撲秋巡業は7日、富山県砺波市で行われ、同県出身の幕内朝乃山(25)=高砂=が凱旋し、今年の年間最多勝獲りを視界に入れた。現在44勝でトップ45勝の関脇御嶽海、小結阿炎の2人を1差で追う展開。「1年最後の場所なので精進していい成績を残して終わりたい。(年間最多勝は)後から付いてくる」。19年最後の九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)で逆転タイトルを狙う。
申し合いでは12番取って10勝2敗と気迫を見せ、地元ファンを沸かせた。グッズも朝乃山コーナーが設けられ、タオル300枚が1時間で完売した。
前日は富山市の実家近くで幼少期より通った食事処「丸忠」に行き、からあげ定食、ラーメン、エビフライなどをペロリ。“ソウルフード”で英気を養った。「三役、その上を目指したい」と、故郷で飛躍を誓った。