八村2戦連続2桁得点 ブルックス監督も絶賛 開幕戦先発へ大きく前進
「バスケットボール・プレシーズンゲーム、ウィザーズ137-98広州ロングライオンズ」(9日、ワシントン)
ウィザーズの八村塁(21)は本拠地ワシントンでの広州ロングライオンズ(中国)戦に先発して約16分出場し、11得点、7リバウンドと活躍した。7日の初戦から2試合連続2桁得点。マーベリックスとエキシビット10契約を結ぶ馬場雄大(23)は敵地でのピストンズ戦に第4クオーター終盤から出場して無得点、1アシストだった。
八村は初戦に続いて文句なしのプレーぶりだった。対戦相手が実力差のある中国チームということもあり前半だけの出場だったが、11得点、7リバウンドをマーク。「攻撃でも守備でもリバウンドでも、どこでも活躍できるところを見せられて良かった」と満足感をにじませた。
ブルックス監督は「長期にわたりリーグで活躍する選手になる」と手放しでたたえ、「もし次の日の夜に開幕戦があるなら、彼は入るだろう」と高く評価。23日(日本時間24日)のチーム開幕戦先発へ大きく前進する総合力を示している。
次は敵地ニューヨークでのニックス戦。7日の本拠地での試合で敗れた相手とあって「この間の対戦で負けたので、勝てるように頑張りたい」と気持ちを引き締め、オープン戦でも勝利にこだわる姿勢を見せた。