脇坂寿一 F1フリー走行参戦の山本尚貴に「一つの風穴を開けたんとちゃいますか」

FP1で初のF1マシンをドライブするトロロッソ・ホンダの山本尚貴(撮影・神子素慎一)
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 レーシングドライバーでレーシングチーム監督の脇坂寿一が11日、公式ブログを更新しF1日本グランプリでトロロッソ・ホンダのフリー走行で1回目に起用された山本尚貴について「正直に思うこと」をつづった。

 「契約状況やその立ち位置など、細かな部分までは知らないですが」と断りを入れながら、「今回のフリープラクティス、山本尚貴選手の走行状況、起用方法、彼の働きぶりを見てホンダさん側がレッドブルを含めたトロロッソやチーム側と“お客さん”ではなく、キッチリしたパートナーシップが確立させている事を感じ、ホンダの方々の今までのご苦労とその情熱、そして技術力に敬意を表したい」とたたえた。

 F1は「フリープラクティスの新人起用にしても、そこにお金と政治の色々な部分が混沌と混ざり合い、表に出す事が出来ないことも多々ある訳で」と説明するとともに「山本尚貴選手登場と、その起用法にこれからの未来を感じました」とたたえた。

 山本が鈴鹿のコースを走ったことに「ホンダ関係者の皆様と、山本尚貴選手の努力、リスペクトです。一つの風穴を開けたんとちゃいますか?!素晴らしいです。これで更に若者たちの夢や希望が膨れ上がった事でしょう!!」と、日本のレース界の将来に目をやった。そして「ホンダの勝利を心から願っています。頑張ってください」としめていた。

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