英国アン王女 馬事公苑を視察「非常に素晴らしい」馬術の東京五輪会場
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英国のアン王女(69)が11日、馬術の東京五輪会場となる世田谷区の馬事公苑を視察した。馬事公苑は17年1月から改修工事が行われ、現在は仮設の観客席を除いてほぼ完成している。所有する日本中央競馬会(JRA)の後藤正幸理事長の案内で会場全体を展望できる場所や、馬場や厩舎(きゅうしゃ)などを歩いて見学し「非常に素晴らしい」と絶賛した。時折、質問もして終始和やかな様子だった。
アン王女はエリザベス女王の長女で、自身も76年モントリオール五輪総合馬術に英国代表として出場。娘のザラ・フィリップスは12年ロンドン五輪で総合馬術団体の銀メダリストだ。1年後に迫った東京五輪について「非常に楽しみにしています」と胸を膨らませた。