永瀬貴規 4日遅れでヘトヘト帰国 柔道代表争いで猛追、GS大阪大会へ気合

 柔道男子81キロ級でリオデジャネイロ五輪銅メダルの永瀬貴規(26)=旭化成=が15日、グランドスラム(GS)ブラジリア大会から羽田空港に帰国。東京五輪代表争いでライバルの藤原崇太郎(日体大)を猛追し続けており、「最低限の結果は残せたのは良かった。目の前の大会を確実にものにしていきたい」と11月のGS大阪大会へ気合を入れた。

 異例のドタバタ帰国となった。南米からの長時間フライトに加えて、台風19号の影響で欠航も相次ぎ、経由地のアムステルダムで3日滞在するなど予定から4日遅れでようやく帰還。14日の誕生日もほとんどを機上で過ごした永瀬はヘトヘトになりつつ、「これもいい誕生日ということで。これ以上の経験はないと思う」とニヤリ。勝負事での“想定外”に対処する上でこれ以上ない訓練となった。

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