サーフィン・松田詩野がまさかの初戦敗退 「素早く動いて本数を乗れば…」
「サーフィン・ホワイトバッフアロー日向プロ」(17日、お倉ケ浜海水浴場)
女子1回戦が行われた。9月のワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当)でアジア女子最上位の15位となり、東京五輪の出場権を条件付きで獲得した松田詩野(17)は、1回戦9組を8・00点の3位で敗退した。
5月のジャパンオープンで頂点に立って以来、勢いに乗り続けた若きエースがまさかの初戦敗退だ。波選びが難しい状況の中で3本しか波に乗らず「素早く動いて、本数を乗ればよかった」。海中での位置取りにも苦戦し、「見てたポジションより奥だった」と肩を落とした。3位で迎えた終盤では、左に移動し波を探すも、点数を伸ばせず。後悔の残る試合となった。
試合は敗退したが、現時点で五輪代表に最も近い存在であることは間違いない。大舞台への挑戦も見据え「もっと試合のスキルをつけたい。パワーをつけたい」と今後の目標を語った。