カヌー羽根田卓也 東京五輪会場で好感触「いいイメージでこげた」暫定3位
「カヌースラローム、NHK杯兼東京五輪代表選手最終選考会」(18日、葛西臨海公園カヌー・スラロームセンター)
男子カナディアンシングル予選が行われ、リオ五輪銅メダルの羽根田卓也(32)=ミキハウス=は1回目を終え暫定3位につけた。2回目は体力面を考慮し回避。準決勝、決勝は20日に行われる。
10番ゲートで接触しペナルティー(2秒)の加算となった羽根田だが、安定感あるパドルさばきで93・83秒。「東京五輪の素晴らしいコースで、外国の強豪選手も交えて戦えてうれしい。自分のいいイメージでこげたし、タイムもよかった」と納得の表情だった。
これまでも本番会場で練習はしてきたが「試合はやっぱり独特の緊張感とこぎづらさがある。五輪を想定して、あえて自分にプレッシャーをかけるつもりでいった」と羽根田。「1本1本が東京五輪に向けてすごくいいトレーニングになる」と20日の準決勝、決勝を見据えた。