2019.10.19

内村、異例の大会創設　実戦不足解消へ来年３月開催

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　体操男子で五輪個人総合２連覇の内村航平（３０）＝リンガーハット＝が、来年３月１８日に群馬県の高崎アリーナで自身の名前を冠した個人総合の大会を開催することが１８日、分かった。内村ら１２人で争われる予定で、来春に始まる見込みの東京五輪代表選考会に向けて実戦不足を解消する狙い。現役選手が大会を創設するのは異例。

　内村は両肩痛の影響で４月の全日本選手権で予選落ちし、今月にドイツで行われた世界選手権の代表から外れた。復帰戦となった８月の全日本シニア選手権ではミスが出て、上位選手に最短ルートでの五輪代表入りの可能性が出てくる１１月のスーパーファイナルへの推薦出場が見送られた。６種目で争われる個人総合では来年４月の全日本選手権まで大会への出場予定がない状況だった。