炎鵬あわわ…露払い 25歳ホロ苦誕生日…白鵬「おもしろかった」
大相撲の幕内最小兵、炎鵬(宮城野)が18日、25歳の誕生日を迎え、いきなり失態をやってしまった。京都市の秋巡業前、上賀茂神社で奉納土俵入りが行われ、横綱白鵬の露払いで立ち位置を勘違い。普段は太刀持ちのため「頭が真っ白」と混乱し右往左往した。
同神社は大横綱双葉山も土俵入りをしており、白鵬にとっては特別な思いがある。横綱は「(炎鵬の動きが)おもしろかった」と笑って許したが、炎鵬は「やってしまった」とガックリ。祝いの誕生日ケーキを前に身長168センチ、体重98キロの体をさらに小さくした。
痛恨の25歳初日から、あとは上がるだけと信じる。「上位に上がって今年中に三役になる。金星を取りたい」と抱負。大恩ある兄弟子、白鵬との優勝決定戦を夢に掲げた。