坂本花織がSP2位、樋口は3位 GPスケートアメリカ
「フィギュアスケート・スケートアメリカ」(18日、米ラスベガス)
GPシリーズの開幕戦で、女子ショートプログラム(SP)が行われ、平昌五輪代表の坂本花織(19)=シスメックス=は73・25点で2位発進した。樋口新葉(18)=明大=は71・76点で3位。テネル(米国)が75・10点で首位に立った。山下真瑚(16)=中京大中京高=は全てのジャンプでミスがあり46・21点で12位だった。
大きなミスなく、アップテンポなプログラムを演じきった坂本。右手を前に突き出したフィニッシュから、そのまま拳を握ってガッツポーズで喜びを表した。
黒のシックな衣装で登場した樋口も、全てのジャンプを着氷。今夏は左足甲を痛めた影響もあって練習からジャンプが安定せず苦しんでいたが、勝負所で会心の演技を見せた。得点を見ると、驚いた表情を見せながらも、笑顔で受け止めた。