陸上・大迫傑が21年マラソン大会を新設 川内とツイッターで舌戦も…
男子マラソン日本記録保持者の大迫傑(28)=ナイキ=が19日、SNSを更新し、21年3月をめどに自身が大会を創設することを発表した。これを巡り、プロランナーの川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損保=とツイッターでのバトルに発展する一幕もあった。
大迫は9月のMGCで賞金がなかったことに疑問を呈し「選手は名誉の為だけに走っているのではない。陸上選手を稼げる仕事にしたい。そのためにまず僕が速さを求める大会を作る」と、大会創設の決意をつづった。
川内は賞金レースであること、また3月という時期の高速レースであることから「東京マラソン財団に事実上の宣戦布告」と興味津々につぶやいたが、これに大迫は不快感。「何かを追求しようとしている選手の発言じゃない」と批判した。
その後は「本来の意図とは別の注目のされ方をしてしまうと思い、強く否定させて頂きました」(大迫)、「煽ってしまいましたが、それは大迫選手のやろうとしていることに非常に興味があることの裏返しです」(川内)と互いに意見を交わし合って収束した。