サーフィン・村上、3年ぶりQS優勝 来年へ「気合入れてやろうかな」
「サーフィン・ホワイトバッファロー日向プロ」(20日、お倉ケ浜海水浴場)
サーフィンのプロ最高峰、チャンピオンシップ・ツアー(CT)の来季参戦権を争う予選シリーズ(QS)が行われ、男子は、条件付きで東京五輪出場権を獲得している村上舜(22)が優勝した。
決勝まで全ての試合で8点以上のエクセレントスコアを並べてきた村上が、15・06点で頂点をつかみ取った。16年同大会以来のQS優勝に「うれしいです。実力が出せて良かった」とはにかんだ。
決勝では持ち味のスピードに乗ったライディングで、10本も波に乗った。7本目では「2回大きなターンができたら必ずスコアが出る」と大きな波乗りで7・83点に。10本目も7・23点で8点超えはなかったが、エクセレントに近い数字で相手を引き離した。
サーフィンの魅力を伝えるために知名度の上がる五輪を目指してきた。20年は「気合を入れてやろうかな」と本気モード。現在は不在のコーチもつける予定だ。今後は「波の選び方とか、頭を使って試合がしたい」と語った。