大坂なおみの元コーチ、バイン氏が仏女子選手との契約自ら解消 再タッグの可能性は?
フランスの女子テニス選手、クリスティーナ・ムラデノビッチが20日、自身のツイッターで、サーシャ・バインコーチが来シーズンは自身のコーチを続けないことを発表した。バイン氏は今年2月まで大坂なおみのコーチを務め、同4月からムラデノビッチのコーチに就任していた。
ムラデノビッチは「サーシャが来シーズンはコーチを続けないことを決め、とても残念です」とバイン氏側から契約解消の申し出があったことを明かした。
ムラデノビッチは、バイン氏のコーチで、自身のプレーが向上したこと、とてもいい関係だったこと、もっと一緒に上を目指したかったことを伝えた上で、「しかし、私は彼の考えと決断を変えることはできません」とコーチ関係解消を残念に思うことをつづった。
大坂は昨年の全米、今年1月の全豪で四大大会2連覇に導いたバイン氏とのコンビを今年2月に解消。ジャーメーン・ジェンキンス氏をコーチに迎えたが、9月13日には同氏との契約解消を電撃発表した。新しいコーチは現時点でまだ発表されていない。
バイン氏は9月17日、日本でイベントを行った際、大坂との“タッグ再結成”の可能性を問われると「分からないよ」と苦笑し「僕には今の教え子がいるし、そこに100%の力を注いでいる。仮の話は全く考えていない」と話していたが、再び、大坂との関係が復活するのか、注目を集めそうだ。