「ＮＢＡ、マーベリックス１０８－１００ウィザーズ」（２３日、ダラス）

　ウィザーズから日本人初となるドラフト１巡目で指名された八村塁（２１）が２３日（日本時間２４日）、敵地ダラスで行われたマーベリックスとの開幕戦で鮮烈デビューを果たした。０４年の田臥勇太（サンズ）、昨年の渡辺雄太（グリズリーズ）に続く３人目の日本人選手として初めてスタメンで約２５分プレーし、１４得点１０リバウンドをマーク。試合には敗れたが、２部門で２桁の数字を記録する『ダブルダブル』を達成するとともに日本人選手の最多記録を更新した。

　ドラフト指名直後に「ジョーダン・ブランド」と契約した八村がこの日のデビュー戦で履いたのはシリーズ最新モデルの「エア・ジョーダン３４」だ。

　ブルズ時代に２度の３連覇を成し遂げ、現在はホーネッツのオーナーを務めるマイケル・ジョーダン氏の名を冠した人気ブランド。ナイキ社広報部によると、「－３４」はアッパーの不要な素材を取り除くことでシリーズ最軽量化に成功。ミッドソールには高反発素材を含む新しく開発された「エクリプス・プレート」が使用されている。

　ドラフト全体１位指名のペリカンズ・ウィリアムソンも履いており、今後さらなる注目を集めることになりそうだ。