26秒差で箱根初出場スルリ…麗澤大は2年連続次点で涙「悔しい」「力の差」
「箱根駅伝予選会」(26日、陸上自衛隊立川駐屯地発、国営昭和記念公園着)
来年1月2、3日、に行われる箱根駅伝の予選会が行われ、10大学に与えられる本戦の出場権をかけて43校が出場した。各チーム12人がハーフマラソンを走り、上位10人の合計タイムで10チームが箱根切符を獲得する。
本戦初出場を狙う麗澤(れいたく)大は、2年連続での次点となる11位で涙。創部15年目で悲願にあと一歩まで迫ったが、10位の中大に26秒差で及ばなかった。
麗澤大は上位10人がゴールしたタイムでは6位に入った。選手、関係者らは初の箱根路を確信しながら吉報を待ったが、名前を読み上げられたのは11番目。予選通過枠が11校だった昨年の予選会も1分50秒差で次点の12位となっており、2年連続での次点に落胆の色を隠せなかった。
チームトップの宮田僚主将(4年)は「今年も次点で悔しいです。しっかり自分の走りはできたが、余裕はなかった。(10位の中大とは)単純に力の差です」と涙に暮れた。山川達也監督は「力はついてきているが、それを出し切れなかった」と涙を浮かべながら唇をかみしめ、「どのチームも(本戦に)行きたい気持ちでやっている。うちは(力が)足りなかったということ」と厳しい現実を直視した。
東京国際大が1位通過し、神奈川大、日体大、明大、創価大、筑波大、日大、国士舘大、早大、中大が本戦出場権を獲得。箱根駅伝常連校だった山梨学院大は17位となり、連続出場が33でストップした。