羽生「まだまだ気を引き締めないと」 優勝一夜明け
「フィギュアスケート、スケートカナダ・エキシビション」(27日、ケロウナ)
試合から一夜明けて、大会初優勝を飾った羽生結弦(24)=ANA=が取材に応じた。
今大会のミッションに掲げていた初タイトルに「うれしいなとは思う」とあらためて語った羽生だが「実際まだグランプリの初戦ですし、まだまだ気を引き締めないとなと思っているので、浮かれてはないです。地に足をつけている気持ちでいます」と、早くも冷静に頭を切り替えた。
またジャンプの入りや着氷後の流れ、その美しさにこだわり続けてきたことが得点という形で評価され「今回の試合で自分がやってきたことが少し肯定されたような感じがした」と羽生。「その肯定感と、あとは自分が本当に勝つために、勝ち続けるために何が必要かというのを常にすり合わせながら練習していかないといけないとなという気持ちです」と語った。