貴景勝が大関復帰 朝乃山が新小結 13年ぶり4小結 九州場所番付発表

番付表を持ち自身のしこ名を指さす御嶽海
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 日本相撲協会は28日、九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の新番付を発表した。

 東正位の横綱には鶴竜(陸奥)が3場所連続で就いた。先場所、師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)が急逝。陸奥部屋に移籍し、初の本場所となる。

 豪栄道(境川)の大関在位32場所は琴桜、武蔵丸、琴奨菊に並び史上10位タイとなった。同1位は千代大海、魁皇の65場所。左肘負傷で先場所全休した大関高安(田子ノ浦)が昨年名古屋場所以来3度目のカド番。

 先場所12勝を挙げた貴景勝(千賀ノ浦)が1場所で大関に返り咲いた。大関復帰は今年名古屋場所の栃ノ心以来。昭和以降11例目となる。

 栃ノ心(春日野)が大関から関脇に降下。大関陥落は先場所の貴景勝以来。今場所で2桁勝利すれば自身2度目の大関に復帰できる。

 4小結は13年ぶり。阿炎(錣山)が3場所連続、遠藤(追手風)が2場所連続で小結。北勝富士(八角)は4場所ぶり小結に復帰した。

 朝乃山(高砂)が新小結昇進。高砂部屋からは06年名古屋場所の朝赤龍以来。富山県出身は若見山、琴ケ梅以来、戦後3人目。近大出身は朝汐、宝富士以来、3人目。三段目付け出しデビューの力士では初めてとなる。

 大波3兄弟の三男、若隆景(荒汐)が新入幕。3兄弟(長兄は幕下若隆元、次兄は十両若元春)で幕内一番乗りとなった。荒汐部屋からは現師匠が創設してから蒼国来以来2人目。福島県からは双大竜以来戦後7人目。東洋大からは御嶽海以来5人目。

 琴手計改め琴勝峰(佐渡ケ嶽)が十両昇進。千葉県出身では琴ノ若以来戦後29人目となる。元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(立浪)も新十両。外国出身では68人目、モンゴル出身では35人目となる。

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