御嶽海、台風被害の地元・長野へ「目で確認したい」冬巡業後にりんご農園片付け作業へ

 日本相撲協会28日、九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の番付を発表した。先場所2度目の優勝を果した東関脇の御嶽海(出羽海)が福岡県新宮町の部屋で会見し、「10勝以上という数字を上げたい。12番取れるように」と、大関昇進への“ノルマ”12勝を大目標とした。また、台風19号で甚大な被害を受けた地元・長野県についての思いも語った。

 熱狂的な応援でいつもパワーをもらってきた故郷の長野県が台風19号で甚大な被害を受けた。

 千曲川が氾濫した長野市の地域が水害。知人も多く、会社が流されたり、いつもりんごを送ってくれていたりんご農園の木は壊滅状態になった。

 冬巡業後、12月に1度、故郷に戻り、りんご農園の倒木、泥などを片付ける作業に行くことも考えている。すでに先場所の殊勲賞の賞金と500ミリリットルの水、2000本を被災地に向け、送った。

 「地元があんなに被害を受けているとは思ってもみなかった。どういう状況なのか目で確認したい。今はできないので少しでも自分の勝ってる姿を見せて元気になってもらえれば」と九州から地元へ力を届けるつもりだ。

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