八村塁、本拠地開幕戦へ向け長距離シュート練習 名手レイ・アレン氏は活躍に太鼓判
米プロバスケットボールNBA、ウィザーズは28日、本拠地ワシントンのチーム施設で練習を行った。ドラフト1巡目新人の八村塁(21)は本拠地デビューとなる30日のロケッツ戦へ向け、実戦形式の練習などで汗を流した。
八村は開幕から全3試合に先発出場。攻守で安定したプレーを続け、1試合平均16・3点をマークする。そんな上々の滑り出しだが、唯一苦しむのが3点シュート。今夏の日本代表合宿時やNBAでの試合前にも長距離シュートの個人練習に時間を割いているが、3試合で8本放って成功はゼロだった。
この日の練習には歴代最多2973本の3点シュートを決めた名手、レイ・アレン氏が訪れ、練習後に準備の大切さなどを選手に説いた。成功の極意について「完璧な練習をすること」と語り、プレーオフのような緊張感を練習時から持つことを鍵に挙げた。
八村についてはゴンザガ大時代から好印象を抱いていたという。「サイズがあって高いレベルでプレーできるし、大きな成功を収められると信じている」と期待を寄せた。